複数時間足を使ってトレードするって難しいですよね。

以前の記事で、FXは座学2割、実践8割って書いていましたが、
これをジャンルで考えてみると、

基礎内容、つまりダウ理論とか、ラインの引き方とか、
ボリバン、MAの使い方とか、資金管理とか、
これらを全部ひっくるめて、1割。

そして、残りの9割は、複数時間足を使ったトレードを習得すること。

これくらいの割合でいいんじゃないかなぁと思います。
それくらい、複数時間足を使ったトレードを習得するのは難しいです。

以前の記事で、ある程度トレードできるようになるまでに3ヶ月かかった、
と書いていましたが、自分はマエストロFXから入ったので、
基礎講座の習得は、たぶん最初の1週間くらいでマスターしたと思います。

そして、以降、トレーニング動画に移り、
複数時間足を絡めたトレードを勉強するわけですが、ここからが長かったです。
3ヶ月から、基礎講座を学んだ1週間を引くと、3ヶ月弱かかっている計算です。

そして、今は教える側にいるわけですが、
これ、教える方も、かなり難しいです。

例えば、上昇トレンドとは、何ですか?って質問なら、
ホワイトボードに波を書いて、もう100%理解させることが可能です。

このように、定義づけされている事柄については、教える方も、かなり楽です。

しかし、これが複数時間足の使い方、となると、一遍します。

長期×中期×短期で、毎回異なるので、
上記のように、「定義」として解説することができません。

なので、基礎講座として、白板で、わかりやすく教えてください、
と言われても、かなり難しいんです。

あえて言うなら、
「長期がレンジの下限で、短期が上昇トレンド転換したら買いです」
みたいな解説になると思いますが、
それでも、その1つ上の足、さらにもう1上の足の形状で、
状況は全く異なるので、やはり1つの基礎として解説することはできません。

では、どうやって習得するか?ですが、
もう、これは、膨大な実践例を見て、考え方を学ぶしかありません。

なので、自分も佐野さんも関野さんも、
ある程度の量の実践例を提供しているわけです。

ちなみに「考え方」を学ぶというのは、かなり重要で、
よく、チャート形状そのものを覚えようとする方がいますが、
長期×中期×短期で、パターンなんて無限大なので、
二度と同じチャート形状は出ないので、
チャート形状そのものを覚えても無駄です。

それより、講師の一言一言に注目し、
なぜ、そのようなことを言っているのか?
つまり「考え方」を学ぶ必要があるわけです。

そういえば、以前に井手式7daysFXという商材がありましたが、
これは、ある程度信頼できるアフィリエイトブログでも絶賛している中で、
自分は、買う必要はない、とレビューしました。

これは、実践例が少なかったからです。

この商材でも、トレードの基礎は身に付くと思います。

ただし、比重として9割を占める、複数時間足を使ったトレードは、
習得することは、できないと思います。

では、前置きが長くなりましたが、実践例です。

チャートはドル円の日足↓クリックで拡大

目線は下。
とりあえす赤ラインまでを、売りで狙うといったところでしょうか。


続いて4時間足↓クリックで拡大

4時間足も下降トレンド中で、売りを狙いたい感じです。

最安値の手前の山(青線)を上抜けられれば、下降トレンド崩れ。
この場合、目線としては、日足は下で、4時間足は上になるので、
方向感がわからなくなり、
さらに、下げ止まったところ(オレンジ)が、
上位足の下げ止まるべきところで下げ止まったわけでもないため、
4時間足に従って買うというのも微妙なので、しばらく様子見します。

やはり、わかりやすい相場、わかりにくい相場があるので、
わからなければ休むのも大事で、
こういう状態でも、「1日20pips獲得を目標にしているので」
とかでエントリーしてしまうのは、かなりマズイです。


続いて1時間足↓クリックで拡大

上昇トレンド中で、4時間足レベルの戻しを作っている状態。

よって、長期の戻り売りポイントまでを、短期的に買いで狙いたいところ。


続いて15足↓クリックで拡大

1時間足と同じく、上昇トレンド中で、長期の戻りをつけている最中。


で、たぶん、ここまでの1つの時間足の分析は、簡単にできると思います。

難しいのは、上記4つの時間足を1つに統合し、
トレードプランを立てることです。

自分の場合は、とりあえず短期の戻し自体にのって、買いを狙います。

15分足はレンジなので、レンジ下限(黄色線)から買います。

利食いは、長期足に逆張りしているという不利さを考慮し、
ボリバンセンターでは、早々に利食うと思います。

また、枚数としては、長期足に逆張りしているという不利さを考慮し、
自分がやっている資金管理にて、資金管理で算出したロット数に、
0.5を掛けた枚数で買います。

一方で、黄色ラインを下抜けた場合は、
紫の矢印の×ポイントにて、戻りを売ります。

ブレイクで売らない理由は、
ブレイクでエントリーしない理由で書いている理由からです。

枚数としては、長期、中期、短期で、下方向で目線が揃うため、
上記資金管理法では、1を掛け、ポジション量も増やします。

これは、現時点での、自分の戦略を書いただけであり、
今後、時間経過が進むにつれ、状況は逐一変わっていきます。

あくまで、複数時間足を使った考え方の実践例を提供しているだけなので、
これを頼りにトレードは、しないでください。責任は一切取れません。

これが自分で考えられないうちは、
まだトレードできるレベルには達していません。

自分も、今後、複数時間足の考え方については、
極力、わかりやすい解説を心掛けます。

ただ、「そもそもが難しい」という点は、ご理解ください。


ちなみに、その後94.537で戻りを売って損切りしました。

15分足↓クリックで拡大

今回は、一気に下げちゃって、ある程度下落目標を達成後の戻しで、
戻しの勢いも強かったので、チャート形状的にはイマイチでした。

黄色矢印のように、ちょっと下抜けて戻ってくれれば最高なんですけどね。

あとは1時間足でも、大分方向感がなくなってきているので、
中期的な戻り売りも、入ってこなかったですね。

再びレンジに戻ったことで、スクイーズになってきているので、
ブレイク後のトレンドフォローは、おいしそうです。