波はテクニカル分析の基本中の基本

波というのは、チャートの根本なので、
テクニカル分析をやるには最重要の要素で、
上昇/下降トレンドもこれで判断するし、
ラインも波の起点で引くので、結局は波です。

で、最近、トレード添削をしていて思うのですが、
波を意識してトレードしている人が少ないです。

自分は、全ての時間足に、トレンドラインを使って、
波を描いていますが、まず、同じように、真似して、
トレンドラインを使って波を描いた上で、
トレード添削を依頼される方は、ざっくり2~3割です。

まぁ、頭の中で波が描けていればいいのですが、
やはりトレード戦略を見ていても、
そういうわけではない人もいらっしゃいます。

例えば、この前トレード添削があったのですが、
その内容が、赤丸部での高速スキャルでの買いはできるか?という質問でした。

答えはNGで、理由は、押し目買い/戻り売りではないからです。

チャートに、波を描いてみました↓

つまり、赤丸部での買いは、
押し目買いではなく、高値飛び乗り、ということです。

赤丸部は、押しが陰線1本しかないため、
これでは波を描くことはできません。

つまり、ここでの買いを考えられているということは、
波の概念が抜けているということです。

なので、最初のうちは、できるだけ、
トレンドラインを使って、波を描いた方がいいです。

では、ここからもう少し掘り下げて、
なぜ、押し目買いをやるべきなのか?について。

理由は単純で、飛び乗りというのは、波の途中から入っているため、
損切りも大きくなるし、利大も狙えないので不利だからです。

上のチャートでも、赤丸部で買った場合、
根拠のある損切りは、ピンク線下抜けとなるため、
損切りが大きくなっていることがわかると思います↓

ちなみに、ブレイクがNGである理由も、上記と同じく、
波の途中から入っているため、
損切りも大きくなるし、利大も狙えないので不利という理由です。

ただ、全てがNGというわけではありません。

波の途中から入るため、損切りが大きくなるからNGということは、
言い返せば、波の初動で、損切りが、ある程度タイトのブレイクなら、
まだ、やれないこともないです。

特に、スクイーズ後、バンドの拡大を伴ったポイントでのライン抜けや、
大きな指標発表後に、ラインを抜いた場合、
動意が、かなり強い可能性があり、押し目を作らない可能性もあるため、
ポジション量を減らし、とりあえすエントリーしてみるのはアリです。

ポジション量を減らす理由は、たとえ波の初動であったとしても、
押し目買い/戻り売りに比べると、ストップが大きくなるからです。

こういうポイントです↓

レジスタンス上抜けで買っても、
波の初動なので、まだ損切りがタイトです。

逆に、ブレイクがNGのポイントは、こういうところです↓

レジスタンス上抜けが、波の中盤、終盤なので、
損切りが大きくなっているのがわかると思います。

今回は、たまたま勝てていますけどね。

では、波の初動、中盤、終盤は、どうやって判断するのか?
いったい何pips動けば初動で、何pips動けば終盤なのか?

それは、下記で解説している考え方です↓
オシレーター系テクニカルを使わずに、過熱感をどうやって察知するのか

例えば、それまでの波が100pipsあり、
直近の波が10pipsなのであれば、まだ波の初動といえるが、

それまでの波が20pipsしかなくて、
直近の波が10pipsなのであれば、中盤と考えます。

つまり、それまでの波と比較して、どうなのか?
を考えるということです。

ちなみに、今回の解説は、
あくまで単一時間足の考え方を書いただけであり、
それよりも背景が重要なのは、言うまでもありません。

つまり、ラインブレイクをやるにしても、
背景的に、上昇目標到達後のレンジではなくて、
上昇トレンド中の小休止のレンジで、
そもそも的に、上抜けやすい環境なのか?ということです。