今年の初めあたりに
トレードしない時は、しっかりしない。という、
かなり大事な記事を書きましたが、
もう大分前で、埋もれちゃっているので、
この辺りで、もう一発記事にしておきます。
ドル円ですが、先週後半に、とうとう100円突破してきました。
よって、明確に方向感があり、積極的にトレードする相場です。
恋スキャFXの特典動画でも、トレードを収録していましたが、
もう買いまくりで、けっこう利益が出ています。
この記事を書いている現在も、80pipsの含み益があります。
では、どこから方向感がわからなくなって、
どこから、また方向感が出たのか?を、
2つの時間足(長期が赤波で、短期が黄色波)で解説してみます。
まず①からスタート。
①は、その上位足で、そもそも反転しそうなポイント、
というのがわかっていれば、上だと思えるはずです。
それがわかっていなければ、
上だと認識できるのは、直近高値を上抜けた②からですね。
その後、週足高値+100円の③から反転し、
短期(黄色波)の安値を下抜けた④の時点で、
短期(黄色波)の上昇トレンドが終了したため、一旦買いは終了ですが、
長期(赤波)は、まだ上昇トレンド中なので、上目線は継続中です。
その後、長期の押し目⑤のしっかりしたところで止められたため、
買い目線は継続中です。
ここを下抜けられると、長期(赤波)の上目線が、
若干怪しくなっていたところでした。
トレードとしては、ここはV字で戻したため、
買うのは難しかったと思います。
買うなら、スクイーズ後にブレイクした⑥あたりですね。
ここのトレードは、恋スキャFX特典動画でも収録していますが、
長期と短期の目線が同じになったポイントで、
かなり勝率が高く、大きな利益が狙えるポイントだったと思います。
その後、週足高値+100円+前回高値の⑦から反転し、
短期(黄色波)の安値を下抜けた⑧の時点で、
短期(黄色波)の上昇トレンドが終了し、
ここで長期(赤波)も、方向がわからなくなっています。
ダウ理論でいうと、長期(赤波)は、
⑤を下抜けるまでは、まだ上昇トレンド継続中です。
しかし、上昇動意が強ければ、⑤から押し目買いが入り、
前回高値③を上抜けていくはずです。
しかし、そこを上抜けることができずに、
二度突きして、反転下降してきてしまったため、
長期(赤波)での方向感は、なくなっています。
トレードとしては、
週足高値+100円+前回高値の強固なポイントで抑えられ、
スクイーズ後、バンドも拡大してきているので、
⑧あたりでの短期的な売りは、けっこう簡単だったと思います。
その後、前回高値を上抜けた⑨から、長期(赤波)が、
再度上になったので、積極的に買っていっています。
つまり、方向感がなく、休むべき相場は、
水色丸のゾーンでした。
自分は、エントリー執行時間足は、5分足~30分足でやってて、
ストップは、だいたい10~20pipsと、けっこうタイトです。
おそらく、似たような感じの方が多いのではないでしょうか?
この「ストップをタイトにする」というやり方は、
大量のロットを入れられるため、
利益率を上げようと思えば、必須のやり方です。
ただし、大きなデメリットもあります。
それが、「買っても売っても負ける時がある」です。
で、この「買っても売っても負ける」を減らす、唯一の方法が、
「方向感がある時だけ、トレードすること」です。
やっぱり、方向感がなければ、
けっこう上下に振られるんですよね。
上下に振られると、ストップをタイトにしていた場合、
買っても売っても損切りになります。
ストップをタイトにして、ロットをたくさん入れれば、
確かに勝つ時は、大きく勝てます。
ただ、これを方向感がない時にやっちゃうと、
負けを量産することになります。
確率的にいうと、トレードは上がるか下がるかなので、
適当にトレードしていても、50%の確率で勝てるわけです。
でも、なぜか5連敗、10連敗する時がありませんか?
自分は、昔ありました。
それは、これが原因です。
執行時間足、上位足で、方向感があるか?は、
利大を目指すのはもちろん、負けトレードを減らすという意味でも、
最重要の要素だと思います。
非常に良い内容の記事ですね。
参考になります。
つまらない商材の検証記事よりこうした内容の記事を書いてほしいです!!
トシさん
これ系の記事書くのに、けっこう時間使うんですよね^^;
6月いっぱいで、マエストロのスカイプサポートが終わるので、それからだと、けっこう動画とかでもトレード解説していけると思います^^
こんにちは!
大変分かりやすくて為になりました。
次回も期待してます★
ろんろんさん
また時間があったら書きますね^^
自分はダブルボトムつけたときはかなり反発を強く感じ何度か損切りしました。
4月中に100円突破できなかったので5月はもみ合うかなと思いきや
先日するっと抜けていってしまいましたね。
やっぱりトレンドの高値を追うというのは想像以上に難しく感じます。
ボムさん
以外にするっと抜けましたね^^;しかもあれ、しょぼい経済指標で抜きましたからね。個人的にファンダ要素というより、テクニカル要素で抜いた気がしています。一発では抜けなくて、しばらくもみあいながらパワーをためて抜いていった感じですかね。
黒田バズーカ砲で一気に円安に進み
急激な上げ方に、大きめな調整が入るだろうという思い込みから
冷静な判断が出来ず、チャンスを逃しまくりでした^^;
今回こちらの記事で初心に戻る事が出来ました。
とはいえ裁量のみで勝ち続ける自信もなくポートフォリオの一つ
として優良商材があれば取り入れたいとも考えているので、真面目に
商材検証していただけるこちらのサイトは大変参考になります。
記事作成大変かと思いますが応戦しております。
ななしさん
先週は かなりおいしかったですよ^^来週もまだいけるんじゃないかと思っています。ある程度大きな時間足で、反転のサイン(WトップやH&Sなど)が出るまでは、追っていく予定です^^
こんにちは。
ここ2週間ほど、拝見させてもらってます。
よくある検証サイトと違って貴重な内容ですね。
以前のパリス昼豚さんのサイトのような印象を受けます。
半年近く前の記事にコメントしておいて、あれなんですが、
短期(黄色波)
長期(赤色波)
というのはMT4のzigzag をパラメータセットして表示しているものなのでしょうか?
zigzagは実際に描画させているとリライトしてしまうため、あまり重要視していませんでしたが、これを波の判断(の一部)に用いられているのでしょうか?
toさん
黄色波はzigzagで、赤波はペイントで描いていたと思います。zigzagでパラメータを全て4にすれば、波形がわかりやすい場合は適切な波を描くのですが、波が汚い場合は、おかしな引き方をする時があるので、トレンドラインを使って、自分で描いた方がいいと思います。まぁ、波が汚い時点で、大多数が同じ波を共通認識できないので、無理して描く必要もないとは思いますが^^;
ありがとうございます。
2013年10月16日の
「上位足のラインを下位足でどう扱うべきか」
をようやく見ることができましたが、ここでは手動で書かれていましたね。
頭が下がります。。
toさん
波は基本中の基本なので、日足、4時間足、1時間足、5分足、全てトレンドラインを使って手動で描いた方がいいですよ。5分足はちょっとめんどうですが^^;
はい。
(パリス昼豚さんのを元にしてやっているので)移動平均線(10MAや20MA)を見ていて、ある程度上下動や動き方に法則のような感じがあるなぁ、と思っていましたが、できあがったチャートに波を書くことはしていませんでした。
もうちょっと根拠のあるトレードができそうです。
ありがとうございます。