「今まで試したものは、全部だめだった。
 ○○でも勝てない、○○でも勝てない、○○でも勝てない」

今日、上記のような問い合わせを頂きました。

で、その中に「ぱっと見テクニカル」ってのがあったんですね。

ぱっと見テクニカルというのは、FXプライムが提供しているツールです。

最大約12年分(ローソク足3000本分)の過去チャートの中から、
現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、
「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測します。

URL:http://insight.fxprime.co.jp/tool/pattomi/

で、これで勝てるか?ですが、
勝つ時もあれば、負ける時もある。
これで勝ち続けることは、不可能です。

確かに、チャートは、同じパターンが存在するものもあります。

でも、それは根拠があって形成されたチャートパターン
に限っての話です。

例えば、今日紹介したヘッド&ショルダー。

これは、それまでは2つ目までの山までは、高値を切り上げてきたけど、
3つ目の山では、高値を更新できなかった。

ということは、上昇の勢いが弱くなってきている。

それなら、ネックラインを割ったら下降トレンドに移行してもおかしくない、
という根拠の元になりたっているわけです。

こういう、理屈に基づいて形成されるパターンというのは、
ある程度は再現性があります。

でも、ぱっと見テクニカルのチャートパターンって、
こういう理屈はないですよね。

単に、過去と同じパターンが、たまたま出たってだけです。

それじゃ、その後同じ動きをするって保障はありません。

だって過去の状況と、背景が全く違いますよね。

時間帯が違えば、トレードしてる人達も違うし、
何よりファンダメンタルズ的な状況も全く違ってます。

それなのに、同じ動きをするわけがないです。

ましてや一致した過去のチャートパターンは、たった1つだけなんですよ。

N=1です(笑)

たった1回の確認だけで、再現性がとれるわけがないです。

もし仮に、背景が全く同じで(ありえないですが)
さらに過去に同じパターンが100回あって、
そのうち90回が同じパターンになってる、っていうのなら、
再現性があるっていうのも、まだわかります。

でも、今回の場合、確認した数は、たった1です。

そもそも常識的に考えて、これ証券会社が提供しているツールですよね。

トレーダーが儲かると、証券会社の利益は減ります。
逆に、トレーダーが損すると、証券会社は儲かるわけです。

こういうのが成り立ってるのに、
証券会社側が、勝てるツールを提供するわけがないです。

トレーダーに勝たれると、自分達の利益が減りますよね。

こんな初心者だましのツールには、ひっかからないようにしましょう。。。