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GMMAとは?
GMMAとは、Guppy Multiple Moving Averageの頭文字をとったもので、
直訳すると「グピィーの複合型移動平均線」(グピィーは、開発者の名前)です。
手法としては、名前の通り、複数期間の指数平滑移動平均線(EMA)
を表示させ、これらの形状からトレードを行うものです。
具体的には、複数期間のEMAというのは、下記のものを使います。
短期組:3,5,8,10,12,15期間→水色線
長期組:30,35,40,45,50,60期間→ピンク線
チャートはこんな感じ↓クリックで拡大※ユーロドル日足
トレードスタイルとしてはトレンドフォローで、
今がトレンド相場なのか?を長期組のEMAの角度で判断し、
角度がついていれば、トレンド相場と判断。
短期組の流れが、トレンドの方向と同調する瞬間を
エントリータイミングとします。
さらに、おのおのの線の間隔が拡散している場合は、
トレンドが加速している状態で、エントリー良好。
線の間隔が縮小している場合は、トレンドが失速中で、
順張り手法としては、エントリーは好ましくないと判断します。
長期組のEMAの角度がない場合はレンジと判断し、
エントリーはなしとなります。
初心者の方へのみ、おすすめできそう
トレンドフォロースタイルなので、
移動平均線の角度がないレンジではエントリーせず、
移動平均線の角度があるトレンド時のみ、
短期的な振幅も考慮してエントリーする、という手法で、
ある程度は再現性のあるトレードができそうです。
ただし、これは、これからFXを始める、みたいな、
初心者の方向けになると思います。
中級者、上級者については、このチャートはまず使わないでしょう。
こんなにラインがたくさんあっては、
レジスタンス、サポートライン、ボリンジャーバンドあたりが、
見にくすぎるからです。
これはいつも書いていることですが、
やはりインディケータメインのトレードでは、どうしても判断が遅れます。
インディケータは、いつかは卒業すべきです。
例えば上のチャートの場合、
ピンク線が21期間の移動平均線ですが、
これで下降トレンド後の上昇トレンドを判断しようとすると、
上昇が確認できるのは、①あたり以降になると思います。
これが、チャート自体から売り買いの勢力が判断できるようになると、
もっと早期にトレンド転換を予測することができます。
上チャートだと、②にて安値が切り上がり、
③にて高値も切り上がったため、
これでダウ理論でいうところの上昇トレンド転換です。
その後、黄色ラインにて下値が重そうなら、
このもみあいを上抜けた④あたりでロングできるわけです。
2個上のGMMA手法でのエントリーポイントを見ても、
エントリーが若干遅く、もうトレンドの終盤でエントリー
しちゃってるのがわかると思います。
トレンドの継続が長ければ、これでも十分勝てるんですけどね。。
あと、もし、これを入門者として始める場合、
ライントレードの概念が一切出てこないので、
これは別途学ぶ必要があると思います。
あと、自分はもうこの本は読まないので、
中古でよければ送料のみ払っていただければ、定形外にて発送しますので、
問い合わせよりご連絡ください。
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割愛させて頂きますので、宜しくお願い致します。
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