昨日、スキャルマスターについてのコメントを頂き、
そういえばそんな商材あったなぁということで、
あの当時は検証商材が多く、まじめに検証していなかったので、
今更ながら検証してみます。
このロジックは、裁量が不要なので、
「条件が確定後、次の足の始値でエントリーする」とすることで、
過去チャートでも100%再現性のある検証が可能です。
この商材は、ロジックが3つ用意されていますが、
まずは1つ目のRCIを使ったロジックから検証してみます。
とりあえず、5分足でトレンドが明確な時を見てみます。(赤縦ライン部)
チャートはユーロドルの9月11日の5分足です↓クリックで拡大
リアルタイムのチャートでは、
今回みたいにトレンドが明確だったか?はわからないので、
かなり有利なポイントで検証していることになります。
ここで勝てないと、かなり厳しいです。
上記区間で、1分足でエントリーの判断を行います。
トータルでは買っていますが、
これは5分足でトレンドが出てるところで検証しているからです。
で、エントリーポイントを見てみると、
中途半端ま戻しで買いエントリーサインを出し、
損切りとなったポイントが2回あります。
この手法はRSIで戻しを判断し、押し目買いを行うのですが、
RCIでは、戻しの確認が不十分なので、
これで戻しを確認後に買っても、その後さらに戻しが発生し、
これで損切りとなっています。
特に、1回目のエントリーポイントを見てみると、
こんなに小幅な上下で、
RCIが下限にいったり、上限にいったりしています。
こんな感じで、RCIだと、かなり小幅な値動きで振り回されるので、
RCIが売られすぎにきたということで戻しが完了と判断するのは、
ちょっ危険だと思います。
ぱっとチャートを見ただけでも、
RCIが売られすぎゾーンにきても、
そこから、さらに戻るポイントはけっこうあります。
矢印のポイントは、RCIが売られすぎにきて買ったけど、
その後もっと下げて損切りになるポイントです。
もちろん、ちゃんと戻りの底をとれてるパターンもあります。
とりあえず、勝てるかどうかは別として、
RCIで戻りを判断するのは、エントリーを行う根拠としては微妙だと思うので、
このロジックの検証はなしとします。
ちなみに、上昇/下降の勢いがある時は、
この手法で押し、戻しを確認してもOKだと思います。
白丸部を1分足で見てみます↓クリックで拡大
矢印のポイントで、戻しを捕らえれているのがわかると思います。
なので、高速スキャルと相性がいいかもしれません。